もーまんたい

ミニマリスト思考のパパ/理学療法士

何歳まで生きるつもり、もしくは生かされるつもりなのか

何歳まで生きるつもり、もしくは生かされるつもりなのか

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人生100年時代なんていろんなところで言われるが、

私を含む30代の人間は90歳くらいまで割と生きれる時代のようだ。

 

これを聞いて

「わぁ!あと60年も生きれるのか!」

と楽観的になってしまったあなたはちょっと考え直してほしい

 

「残り60年間を今と同じ体で生きれるのかどうか?」だ。

 

答えは決まっている。「NO!」

 

人は年をとればとるほど背は縮み、筋力は衰え、判断能力は鈍っていく。

 

昨今よく高齢者の交通事故を大々的にメディアが取り上げて攻撃しているが、

事故を起こすのは将来の自分かもしれないということを考えてみたらぞっとする。

 

平均寿命と健康寿命

平均寿命健康寿命は別物だ。

前者が天寿を全うするまでの期限とすれば、

後者は好きなことを好きなようにできる期限と言える。

 

好きなことを好きなように続けたいのであれば、

今からでも自らの健康に投資をする必要がある

睡眠時間を削る、無用な付き合いでストレスをためる、暴飲暴食

喫煙、運動不足・・・・

 

巷にはあらゆる健康法の情報があふれているが

それを実行して自らの体に目を向けて、

自問自答している人がどれだけの数いるのだろうか?

 

子育て世代は将来の体のことを考える機会が多くある

子供を育てると不安になることがある。

「これは与えて大丈夫なのか?」

「これは体にとって、もしくは発達上に問題はないのか?」

 

子供の健康のことに関心を全く持たない親はおそらくいない。

逆に言えば、この時期こそ健康に関する情報の感度は高いともいえる。

 

子育ての初期ほど普段の食生活を見直す絶好の機会はない。

そして形成された習慣が子供に引き継ぎかれ、

将来的な子供の健康に影響を及ぼしていく。

 

医療体制の在り方

医療は常に受け身だ。

病気やけがをした人を受け入れることを続けている。

 

でもこれからの時代も同じスタイルでいいのだろうか?

 

そもそも病気やけがをしない社会の実現に動き出さなければ

日本は病気をする人、介護が必要な高齢者であふれかえってしまう。

 

働き方改革で労働時間を削るなら、

その削った時間を自らの体に投資する時間に回したほうがよっぽどいい。

 

病気やけがをして働けなくなる時間を失うことが最も生産性が低くなる。

働ける体を長く持続させる。これこそが働き方改革だと思う。

 

医療ができることは病院の外にたくさんあるはずだ。

 

さいごに

自分のことは自分でしたい。

当たり前のことだが、将来それができなくなると考えたことがあるだろうか?

 

寝たきりになっている人は自分たちと比べて全然違うのだろうか?

 

そんなことはない。

病気をする前までおいしいご飯を食べ、笑って、怒って、泣いて生活していた人だ。

 

考え方を変えよう。

 

自らの行動を変えよう。

 

そして自分自身に対してだが、健康をサポートをしていけるような医療人になる。