街のおもちゃ屋さんが教えてくれた玩具の選び方
おもちゃを買うときはどこで買っていますか?
ネット?トイザらス?ショッピングモールのおもちゃコーナー?
私が子供のころはおもちゃだけを取り扱う店舗もいくつか地域にありましたが、
今ではすっかり見かけることはなくなりました。
以前たまたま散歩していたら小さなおもちゃ屋さんを見つけました。
入ってみるとみたことないようなおもちゃがたくさんあり、
そこで店主の方と話す中でおもちゃ選びについて教えていただきましたので、
紹介をしようと思います。
おもちゃの選び方
①口に入れても安全であること
おもちゃには様々な塗料が塗られています。
子供、特に赤ちゃんのうちはおもちゃを加えたり、なめたりします。
人体に影響を及ぼす塗料が塗ってあるおもちゃも実際にはあるそうです。(なんて恐ろしい)
そこで安全かどうか基準の代表例として以下の2つがあります。
日本の基準で定めた「ST(セーフティ・トイ)マーク」
ヨーロッパ基準で定めた「CEマーク」
STマークは
「社団法人日本玩具協会」が定めたもので、
STマーク取得の基準は、EN71(欧州の玩具安全基準)や
ASTM(米国の玩具安全基準)をもとに作成されています。
EU圏内での玩具共通基準をクリアしたものであり、
認証は第三者機関である「公認適合証明機関等」が行うため
信頼度は世界で最も高いといわれています。
おもちゃ選びの際にはこういった認証を受けているのかどうかは
安全に遊ぶ上では確認すべき事項です。
②遊び方が1パターンではなく、こどもによって遊び方が変わっていくもの
キャラクターもののおもちゃなどは遊び方が指定されているものが多いですが、
選んでほしいおもちゃというのは取扱説明書などはなく
こどもの発想力をもとに遊べるようなものを選ぶことがオススメです。
③子供の年齢に応じて「何歳向け」の商品を選ばない
よくおもちゃには
「対象年齢は○○歳から」
なんて書いてありますが、
結局それは大人が考える基準であって、こどもからしたら全く関係のないことです。
おもちゃの遊び方にこどもが合わせるのではなく、
こどもがおもちゃの遊び方を決めることを考えたほうがいいです。
④親も興味があって一緒に楽しく遊べるもの
これは正直グサッと心に刺さりました。
恥ずかしい話ですが、
おもちゃは子供に与えて遊ばせておくものという考えがあったからです。
そうではなく、子供と一緒に遊ぶこと。
そしてどうせ一緒に遊ぶなら親自身が興味あるおもちゃのほうが
親が楽しんで遊んでいる姿を見せられ、遊び方の見本にもなるからです。
これらを教えてもらってからは私の中でおもちゃ選ぶときの基準になっています。
その場でネフ社の「リグノ」買って帰りました。
形は丸い円柱のパーツと中がくり抜かれた立方体の積み木だけですが、
組み合わせは無限大で非常におもしろい形に組み合わせたり、積み上げたりすることができます。
リグノを使って様々なアート作品を作っている例があるのですが、
それを再現しようと子供以上に真剣になってやってしまいました。(笑)
正直高かったですが、おもちゃの選び方を教えてもらえたので最高です。
合わせてキャラクターものへの考え方